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011 さらば友よ

ผู้เขียน: 栗須帳(くりす・とばり)
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2026-03-09 18:00:02

「分かった。直美ちゃんはフリーの方がええんやな」

建物の陰に隠れ、5人が作戦を練り直していた。

「当然やん。こんなん、ペア組んだら足引っ張られるん目に見えてるもん。さっきの二人見て、よぉ分かったわ」

「ほんだら……俺は藤原、お前と組むわ」

「おぉ」

「ぼ、僕は?」

本田が泣きそうな顔で聞く。

「心配すんな、お前は坂口さんと組んだらええ」

「う、うん……分かった……」

「坂口さんは、それでいいですか」

「ああええよ、何とかなるやろ。それよりな、ひとつ問題があるんや」

「え……なんですか、問題って」

「聖水がなくなってしもたんや。最初に景気よぉ使いすぎた」

「は、はぁ……」

その時、本田のポケットから携帯が突然なった。

健太郎が頭を抱える。

「おえ本田、お前何考えとんねん。こんな所に携帯持ってきて、何に使う気やねん」

「うん。あのね、宏美ちゃんと連絡取り合うんに持っててん」

本田が携帯を手にする。

「アホやめとけ、罠や罠や」

「大丈夫やって。ほら、画面にも『宏美ちゃん』って出てるやろ」

健太郎が止める間もなく、本田が話し出した。

「はいもしもし、宏美ちゃん?」

しかし携帯の向こうから聞こえてきた声は、当然の如く宏美ちゃんではなかった。

低い男の声だった。

「……アホ」

「え……?」

そう漏らした声と共に、本田が白目を剥いて倒れた。

耳から灰褐色の脳味噌がどろりと流れ出し、そして4人の前で見る見る内に石化していった。

「そやから言うたやろが……」

健太郎が頭を抱えた。

坂口は好奇の目を本田に向けている。

「なるほどなるほど、これが石化の瞬間か」

直美がすっくと立ち上がった。

「私にまかせてもらうよ。次は銃や。銃がどんだけ効くんか試してみる」

「お、おえ直美ちゃん、こんな所で銃撃ったら周りの石像に聞こえてまうやんか。やめときって」

「気ぃ弱いなぁほんま。金玉ついてるんやろ、そん時はそん時や」

言うか言わないか、直美は本田の額に向けてSIGを構えた。

ボンボンボンッ!

3発の銃弾が顔面にヒットした。

顔にひびが入り、首から上がボロボロと崩れ落ちる。

「それから……ショットガンや。おい脂肪、ちょと貸し」

「お、おぉ……」

ズドンッ!

本田の腹に大きな穴が開いた。

しかしまだ、本田の体は動いている。

「やっぱし、とどめはいるか」

そう言うと直美は、蹴りの猛蹴をぶちかました。

「うおおおおおおおおおっ!」

最後に股間に一発蹴りを入れると、本田の体は粉々に砕け散った。

「やっぱ、銃もあんまし役に立たへんね。肉弾戦の方がてっとり早いわ」

そう言って再び額の汗を拭った。

坂口が粉々になった本田の残骸を前に、十字架を掲げてぶつぶつとつぶやく。

「君の事を我々は生涯忘れないだろう……すみやかに汝の魂が神の元へと辿り着く事を我らは祈る。汝の魂に永遠の安息がもたらされん事を。アーメン、ナンマイダ」

「本田……」

健太郎と藤原も、坂口に続いて手を合わせる。

「ほんで、山本君」

「はい」

「いやな、もう聖水がなくなってしもたからな、代わりにな」

「分かりました」

「しゃあないですね、ほんだら……」

ジョオオオオオオオオッ!

健太郎、藤原、坂口が本田の残骸に小便をかける。

「本田すまん、これで勘弁してくれ……往生してくれっ!」

「ダークジェノサイト、お前の事は忘れんからなっ!」

「アーメン」

その時であった。

健太郎が妙な気配を感じ、慌ててチャックを閉めた。

「坂口さん!」

「どないした」

「どないしたやおまへんて。今の銃声で石像らがこっちに気付きよったみたいです!」

「私は単独行動とらしてもらうよ」

「よっしゃ、ほんだら直美ちゃんはやつらをかく乱してくれ。好きなだけ暴れてや。俺らはかたまって行くから」

「そうさしてもらうよ。生まれて初めてやから楽しみなんよ、リミッター外すん」

「ほんだらな……」

健太郎が腕時計を見た。

「今は9時半……昼の13時に藤原のマンションに集合や。そんで涼子ちゃんらを助けて一気に脱出や。ええな、直美ちゃん」

「ええよ、こっからやったら約5キロやろ、十分やんか」

「僕は首に十字架さげてと……よし、行こか」

「はいなっ!」

石像たちが徘徊する中、4人が一斉に走り出した。

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